2019年10月3日(木)に、当事務所主催の勉強会を開催しました。この勉強会には、隣接士業である税理士、司法書士、社会保険労務士の先生方にご参加いただいております。
今回は、「出産育児に関連する労働社会保険手続きおよび労働問題について」をテーマとして、社会保険労務士の髙林純先生にご講義いただきました。
労働者が出産育児を迎える場合、労働法上の規制のある産前産後休業や時短勤務等のほかに、出産育児一時金、育児休業給付金、保険料減免等の様々な社会保険手続が必要となります。
社会保険は、弁護士は手薄になりがちな分野ですので、髙林先生の講義を受けて、大変勉強になりました。
また、出産育児をめぐってのトラブル事例についても検討して、活発な意見交換がなされました。それぞれ異なる士業の視点からの意見交換は、とても貴重であり、我々弁護士が事件の対応に当たる際にも、大変参考になります。
今後も隣接士業の先生方と定期的に勉強会を開催し、研鑽を積むことで、より質の高いリーガルサービスが提供できるよう精進していきたいと思います。
(弁護士 上田 裕)