少し前になってしまいますが、6月13日、当事務所主催で浦和地域の社会保険労務士、税理士の先生方と労務管理についての第3回勉強会を開催しました。
今回から、税理士の先生が参加していただけることになりました。
テーマは引き続き「解雇」です。
勉強会では、実際に、どのような形で解雇の効力が争われるのか、訴訟上の請求の内容ごとに検討していきました。
実は、裁判になっても、和解で終了することが多いのですが、そこで、支払われるお金を「解決金」として支出することが多いのです。
この解決金の性質(賠償金?賃金?残業代?退職金?)によっては、課税される可能性があるのですが、この点について、税理士の先生から、課税の考え方、会社としての処理方法についてコメントをいただけたことが、大きな収穫でした。
次回は、講師を社会保険労務士の先生にバトンタッチして、社会保険について学習・議論したいと思います。
当事務所では、このような勉強会を継続的に開催し、適切な労務管理のあり方について研究していきたいと考えております。そして、経営者の方に、労働法規を正しく理解していただき、将来のリスクの軽減につなげていくための適切なアドバイスをご提供できるよう日々努力をしております。
併せて、他の隣接士業の先生方も交え、今後は様々な法律問題について研究できる勉強会に発展させていければと思っております。次回以降は、司法書士の先生にもご参加いただける予定です。