当事務所の上田裕弁護士が、11月13日、14日、21日の3日間にわたり、特定社会保険労務士の特別研修の講師を担当してきました。昨年に引続いての担当です。
特定社会保険労務士とは、労働局や労働委員会のあっせん手続等の代理人となる資格を付与された社会保険労務士のことをいいます。
当該資格の付与を受けるために必要な研修が今回の研修で、数十時間時間にも及ぶ長大なものです。その後、試験に合格すると、資格が得られるというものです。
上田弁護士が担当したのは、上記研修のうち、最後のまとめとなるゼミナール研修(最後の15時間)で、具体的な労働事件の設例(解雇、残業代等)をもとにあっせん手続の申請書や答弁書を起案し、その内容について、検討・討議したり、代理人として遵守すべき倫理について学習するというものです。
受講された社労士さん達は、皆さん熱心で、活発な議論ができたと思います。私自身も良い刺激を受けました。
受講者の皆さんが、全員無事に試験に合格され、各方面でご活躍されることを期待しております。そして、実際に担当されている件でお悩み等があれば、お気軽にご相談ください。