平成30年2月9日~10日,「日本労働弁護団 関東ブロック春の学習会」が神奈川県の箱根で開催され,つきのみや法律事務所からは2名の弁護士(上田裕,栁川昌也)が参加しました。
箱根までは色々な行き方がありますが,今回は湘南新宿ラインで小田原まで行って,そこからバスに揺られて箱根の中強羅まで行きました。バス停を降りると目的地のホテルは,箱根登山鉄道の線路の向こう側にありました。線路を渡りたかったのですが,周囲には踏切や歩道橋も見当たらず・・・線路に立ち入るのも問題だし・・・研修の開始時間が迫ってくるなか,線路の反対側にどうやって行ったらいいのか・・・
結局,箱根登山鉄道のケーブルカーがやってきたので,ケーブルカーの車内を通って,線路を渡ることに成功(研修には若干遅刻しましたが)。
肝心の研修内容ですが,「残業代請求」「プラットフォームエコノミーとクラウドワーカーの保護」等がテーマになっていました。
「残業代請求」に関する研修では,押さえ切れていない裁判例を見直すことができるよい機会になりました。「プラットフォームエコノミー」の講演については,聞き慣れない言葉が多く,話を理解していくのに苦労しましたが,これから問題になってきそうな分野に感じられました。
(弁護士 栁川昌也)