弁護士・消費生活センターに寄せられる相談の中で、首都圏の大学生・専門学校生をターゲットにした投資用DVD被害の相談が急増しています。
サークルやバイトの先輩・友人から食事に誘われ行ってみると、そこに投資会社の社長(社員)と称する知人がやってきて、「投資に興味がないか?」などと勧誘を行います。
60万円弱のDVDの購入を勧められるも高額を理由に購入を躊躇していると、「必ずもうかる」などと繰り返し言われ、また、手持ちのお金がなくても「借金をしてくればいい」「借金をしてもすぐに返せるくらいもうかるから大丈夫」と執拗に迫られ、購入を強要されるというものです。
しかし、当然のことながら、簡単にもうけけられるはずはなく、借金だけが残ってしまうのが実情です。
また、自分が友人を勧誘して購入させ、紹介料などもらうようなことがあると、場合によっては自分自身も加害者となってしまう危険すらあります。
安易な勧誘には応じず、仮に強く勧められても絶対に借金して買うようなことはしないよう注意してください。
【関連記事】
http://www.pref.saitama.lg.jp/site/qanda/qanda-140616.html