当事務所の上田裕弁護士が、11月14日、15日、22日の3日間、特定社会保険労務士の特別研修の講師をしてきました。
特定社会保険労務士というのは、労働局や労働委員会のあっせん手続等の代理人となる資格を付与された社会保険労務士のことをいいます。
当該資格の付与を受けるために必要な研修が今回の研修で63.5時間にも長大なものです。その後、試験に合格すると、資格が得られるというものです。
上田弁護士が担当したのは、上記研修の内、最後のまとめとなるゼミナール研修(最後の15時間)で、具体的な労働事件の設例(解雇、残業代等)をもとにあっせん手続の申請書や答弁書を起案し、その内容について、検討・討議したり、代理人として遵守すべき倫理について学習するというものです。
受講された社労士さん達は、皆さん意欲的で、積極的な意見交換等ができたと思います。皆さんが、無事に試験に合格され、各方面でご活躍されることを期待しております。