9月5日~6日に奈良県で開催された「第50回全国証券問題研究会」に参加しました。
研究会では,入門講座として過当取引論や近時の法改正についての講義があったほか,一橋大学大学院教授の角田美穂子教授により,「適合性原則と情報提供モデルの限界」について比較法の視点を踏まえた講演がなされました。
これ以外にも各地域の弁護団の判決・和解等の事件報告がなされ,金融商品取引被害の救済に向けて活発な議論がなされました。その中でも特に,尋問にどのように取り組むべきかについては,弁護士の様々な経験談を踏まえた議論がなされ,大変興味深いものとなりました。
つきのみや法律事務所では,投資に関するトラブルのご相談も多いことから,このような研究会に参加することで,日々研鑚を積んでおります。