近時,簡単に高額収入が得られるかのようなノウハウを提供することを宣伝文句にして,インターネット上で様々な情報商材が販売されています。その金額も高額であることから,近時,契約トラブルが増えており,国民生活センターもホームページで注意を促しています。
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20180802_1.html
そこで,平成30年8月10日に東京のクレジット・リース被害対策弁護団が主催する「情報商材被害」に関する学習会に参加してきました。この学習会では,典型的な情報商材被害の事例紹介のほか,各地の弁護士からは解決報告がなされました。他の弁護士の交渉方法や法的構成などを学ぶことができる良い機会になりました。
なお,情報商材被害が増え続けていることから,平成30年9月にはサクラサイト被害全国協議会が中心となって,情報商材被害に関する電話相談が行われる予定です。
(弁護士栁川昌也)